健康への取組み
健康経営の取組み
当社では、働く仲間の「安全と健康」を大前提として、社員の健康意識の向上を図るために心身両面の健康施策の充実に取組むと共に、社員全員がいきいきと働ける組織を目指し、新しい時代に向けた健康経営をより一層推進してまいります。
【健康経営で解決したい経営課題】
健康経営宣言
アイシングループは、かけがえのない社員が、心身ともに健康で、実り豊かな生活を送ってほしいと願っています。
社員の健康は、社会全体を活性化させ、会社の持続的な成長にも繋がると考えます。
経営理念に掲げた「移動に感動を、未来に笑顔を」を実現するために、すべての仲間が、健康で、わくわくと仕事に取り組み、働きがいや人生の幸せを感じ、個々の強みを発揮できることを目指します。
- ・私たちは、自らの健康への関心を持ち、仲間とともに、健康維持、増進に努めます。
- ・私たちは、健康で個々の強みを発揮できる会社風土を醸成し、笑顔あふれる未来を創ります。
2022年6月6日
豊生ブレーキ工業株式会社
取締役社長
推進体制
産業医・保健師などの専門職メンバーにて、健康推進施策を検討・実施しています。
グループ会社においても、アイシングループ健康部会を通じて活動を共有し、グループ一体となって健康施策を進めています。
【推進体制】
健康の課題と目標
社員の健康課題のうち「BMI25未満の割合」「非喫煙率」「メンタル不調新規休業者率」「メンタルヘルス研修受講者率」の4項目を重点管理目標に設定し、2030年度に向けて「アイシングループ健康ビジョン」を2021年に掲げました。
【重点管理目標】
項目 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
---|---|---|---|
BMI25未満の割合 | 68.6% | 66.3% | 67.6% |
非喫煙率 | 64.1% | 66.1% | 66.2% |
メンタル不調新規休業者率 | 1.15% | 1.12% | 1.27% |
メンタルヘルス研修受講者率 | 100% | 100% | 98% |
社員の健康維持・健康意識の向上に向けた具体的対策
生産人口の減少や社会の高齢化が進む中、若手から高齢まで、全社員の生産性が落ちることなく『いきいき健康で働ける体・心づくり』を目指して、会社・社員一体となり、健康維持・健康意識向上に向けて取り組んでいます。
1.生活習慣病対策の推進
- (1)健康診断
- 病気の早期発見・早期治療を促進するため、社員への定期健康診断の重要性を周知し受診促進に努めています。また、保健指導をすることにより、自身の健康を見直すきっかけを提供しています。
-
実績 2021年度 2022年度 2023年度 定期健康診断受診率 100% 100% 100% ※対象:各年度4月1日時点の在籍者
- (2)がん予防活動
- 定期健康診断のオプション検査として、血液検査によるがん検診を実施しています。
罹患者数の多い、「大腸がん検診」「胃がん検診(ペプシノーゲン・ピロリ抗体検査)」は、希望者へ無料で実施しています。
また、健康保険組合と協業で、人間ドック・脳ドックの費用補助や受診率向上に向けた啓発活動をしています。 - (3)非喫煙率向上活動
- 喫煙による健康障害リスクの低減と受動喫煙防止を促進する活動に取り組んでいます。
保健師による禁煙サポートや健康保険組合と協業し、禁煙外来利用の啓発活動を実施しています。
2024年度には、敷地内全面禁煙となります。 - (4)女性特有の健康課題に向けた取り組み
- 女性部下の健康管理に対する知識・対策方法の取得を目的に、管理監督者向けに女性特有の健康課題に関する研修を実施しています。
また、婦人科健診受診の啓発活動や社内・職場では相談しづらい事などを気軽に相談できるよう、社外電話相談窓口(EAP)を設置しました。 -
女性特有の健康課題に関する研修 2023年度
管理監督者出席率85.3% - (5)社員食堂を利用した食生活改善活動
- 食堂委託業者と協業し、社員食堂の場を通じて、食生活改善のきっかけづくりを実施しています。
メニュー表、精算時の画面にカロリー表示する事で、自身で食生活をコントロールし、生活習慣病予防の意識を促しています。 - 【10月開催健康食事フェアのメニュー表の一部】
2.従業員支援プログラム(EAP)
- (1)従業員支援プログラム(EAP)
- 24時間個別相談ができる、電話相談窓口を設置しました。
従業員だけでなく、その家族も利用できます。
社内の相談窓口や、就業中、職場には相談しづらい場合に気軽に利用でき、従業員本人とその家族に体調不良、心の悩み、介護・育児、近くの病院紹介など、幅広い内容で相談が可能です。
また、有資格者による対面での相談にも対応しています。
3.社員のヘルスリテラシー向上への取り組み
- (1)健康に関する情報提供(社内ポータルサイト掲載)
- 社内のポータルサイトへ健康に関する内容に特化した、ページを作成し、社員がいつでも閲覧できるようにしています。
ポータルサイトには、健康診断のスケジュールやチャレンジ8に関する情報、運動や食事方法などのニュース、季節ごとに流行する感染症や熱中症などの情報発信、「豊生あんしんガイド」「復職までのフロー」等のマニュアル等も掲載し、必要な時にいつでも確認ができるようにしています。
4.メンタルヘルス
- (1)相談窓口の設置
- 産業医・保健師など、社内専門職による相談窓口を設置し、社員の相談対応ができる体制を整えています。
又、公認心理士によるカウンセリングを受けることができます。(要予約制) - (2)メンタルヘルス教育の実施
- 管理職向けにセルフケア・ラインケア教育、新入社員へのセルフケア教育を実施しています。
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2021年度 2022年度 2023年度 基幹職 76名 82名 95名 係長・班長 121名 104名 235名 その他 36名 35名 45名 - (3)ストレスチェックを活用した職場改善活動
- ストレスチェックの職場診断結果を職場にフィードバックし、職場改善活動を支援しています。
また、高ストレス者面談を実施し、メンタルヘルス不調の早期発見・早期ケアに取り組んでいます。 -
2021年度 2022年度 2023年度 受検率 95.0% 96.3% 97.6% 高ストレス者率(D/E判定) 16.2% 16.2% 17.9% 総合健康リスク 99 94 96 ※総合健康リスク:全国平均を100とし、数値が低いほど良い傾向を示す(リスクが低い)
- (4)復帰支援の整備
- 休職した社員が円滑・確実に職場復帰できるように、産業医、保健師、および専任スタッフと上司が連携して、復職をサポートする体制を整えています。
5.感染症対策に対する取組み
- (1)インフルエンザ予防接種の実施
- 季節性のインフルエンザについては、感染予防(手洗い、うがいの励行など)の啓発や職場での予防接種の実施をし、感染予防対策をしています。
発生時の対応も定め、まん延防止に努めています。