「豊生スタイル」は4つの「コア・コンピタンス」から生み出される
当社はブレーキ部品の専門メーカーとして、世界中の多くのお客様から高い評価をいただいております。この実績を支えているもの ー
それが、当社のもつ「開発・設計・評価」「品質保証」「生産技術」「生産」の4つのコア・コンピタンスです。
一つずつが各々に力を発揮するのではなく、それぞれがもつ特性を融合させ、最短・最善の道を模索することこそ「豊生スタイル」のものづくりだと考えます。

製品の安全・安心に向け、開発・評価を徹底設計からベンチ評価まで完結
当社の主力商品であるドラムブレーキでは強度・耐久・性能はもちろん、鳴き性能も満足できる製品開発、評価を実施しています。特に、鳴き評価に特化したサス付ダイナモメーターによる鳴き異音実機評価とFEM解析を活用し、ドラムブレーキ“鳴きゼロ”を追求しています。

環境槽付き
ブレーキダイナモメーター

SEM(走査型電子顕微鏡)

有機・金属材料の分析・評価を行い、接着・塗装などの技術力向上や、生産から廃棄まで環境保護の観点に立った材料選定を行っています。

電磁加振機

FEM解析

強度解析結果の設計フィードバックで開発期間の短縮に貢献しています。

ドラムブレーキの3次元CAD

3次元CADにより、構造の設計や試作品用のデータを作成し、開発・検討を行っております。

絶対的な信頼こそ、ブレーキサプライヤーの命題お客様の声にも応えて
重要保安部品サプライヤーとして、お客様から“絶対的な信頼”を得ることは必要不可欠−。当社ではその強い想いのもと、一貫した生産体制のステップごとに厳しい品質チェック機能を設け、ソフト・ハードの両面から品質を管理した高安定・高品質の製品づくりを実現。
お客様に総合的な安心・安全という“満足”をご提供できる体制づくりに努めています。

非接触式3Dスキャナー

ビデオマイクロスコープ

3次元測定機

音・振動測定機

各工場の特性を最大限に活かし高効率な一貫生産体制を確立
設計から生産まで一貫した生産体制の確立は、当社の大きな強みとなっています。その体制をバックアップしているのが高い「生産技術力」です。“品質至上”を第一に、高品質の製品をより高効率に生産しています。
プレス厚板加工及び精密プレスでは、当社のノウハウを駆使した金型を製作し、複雑形状成形を可能にしています。このほか、切削、溶接、塗装など各工場の技術は、当社全体の評価アップにもつながっています。

摩擦圧接

部品同士を合わせ、回転・接触させることで発生する摩擦熱を 利用して高圧力で接合。 高強度が得られる接着技術とし て、アクスルハウジングの製造に 利用されています。

深絞り形状 成形品

最大高低差 44.5mm
材質 SPHE 板厚 3.6mm

板鍛造加工品

板厚 12mm 突起出し12mm

CAEを活用した冷間鍛造プレス

CAE活用により金型形状の最適化を行うことで複雑形状の一発成形を実現。

時代とともに変化するニーズに、迅速に対応“確実な生産力”で得た、大きな信頼
当社は自動車のブレーキに特化したサプライヤーとして、ブレーキ関連部品の取り扱い数と生産量は世界トップレベルを誇っています。これを支えているのは、時代とともに変化するお客様のニーズに対して、高い品質とスピーディーな改善で応える「現場力」です。

3000t トランスファーライン

各工程の独立した型を一台のプレス機内に配列し、連続自動(トランスファー)加工を行う大型のプレスマシン。高精度の製品を大量に生産することが可能なマシンとして、本社工場に導入されています。

亜鉛メッキライン

カチオン塗装

MOC組立ライン

MOB組立ライン

MGU組立ライン

主要設備

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生産技術

生産

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